55歳からのハローライフを読みました
- 2013.02.03 Sunday
- 21:32
長々ブログアップをさぼっております
訪れて下さってる皆様に・・・ごめんなさい
1月は木々や草花たちも休眠期、私は冬眠していた・・みたいなもんです
春を間近に控えたこの2月からは
寒肥を施したりバラの剪定をしたりとそろそろ忙しくなります
朝アマゾンから一冊の本が届きました
ある人が送ってくれた
村上龍の「55歳からのハローライフ」でした
他人事とは思えず一気に読んでしまいました
村上龍と言えば「コインロッカーベイビーズ」を興奮気味に読んだ世代ですから
まさに本の帯にあるように村上龍の新境地とも言える
今時の普通の人々を描いた優しさに満ちた小説でした
昨日の天声人語には、心がほっこりする温かい話として
読者からの投稿が紹介されていました
あの大雪だった関東地方で宅配ピザを注文したある家族
長針が二回りしてやってきた配達員はびちょびちょで
震える赤い手でお釣りを数えている
申し訳なく思った母親は缶ビールを渡し、子供は大切な10円菓子を渡した
配達員は時給を超えた出会いを得ただろう・・・とありました
何となく、違和感を感じたのは私だけでしょうか
出来れば温かいココアかなんか、何なら使い捨てカイロとかならって
読者からの投稿うんぬんではなく
何かずれのようなものを感じて今の日本、危惧してしまう
ほっこりする話ならもう一つ違ったものを目指しませんか?
優しいってことは実はすごく難しい
そんなことを考えさせられる村上龍さんの一冊でした
pavé-page garden design ペイブペイジガーデンデザイン
オフィシャルサイトはこちらから
村上さんの本読んでみようかな。ふつうの人たちを描いたに興味しんしん♪
私も後から知ったのですが、この件ネット上で案外
取り上げられてるらしいです
小さなことと言えば、小さなことですが
大きな問題はちいさいことを無視し続けた結果だと思う
意識していくこと、気を抜いてはいけない気がします
村上さんの小説はほんと新境地 読んでみて
でも実は社会派小説だなあ